皆さん、今日も元気に手洗いうがい! 手洗いうがい! 手洗いうがい!
…すみません、連日のコロナ騒ぎで感覚がマヒしたあまり取り乱しました。
開始早々、考察するよりも考えるの方がしっくりくるかなあと思ったけど、一度決めた以上貫こうとある程度心に決めたEWUです。
改めて最初の考察内容はプロレスに関係する、巷で話題の無観客試合です。
しょうがない。無観客でやろうか
最初に言いたいのはどんなスポーツや興行だろうとやっぱり多くの人に見てもらえる方がモチベーションやテンション的に一番いいだろう。しかし、売上以上に最優先しなければならないのは当事者は勿論、観客などの大勢の人々の命を守ることである。
今回の一連のコロナ騒ぎで大勢の人々が感染されてしまった今、多くのスポーツや興行が次々と中止・延期に追い込まれた。最近筆者自身が注目しているアメリカの新アメフトプロリーグ、XFLの2020年シーズンが五戦終えた所で休止に追い込まれたのはNFLロスに陥っている筆者にとってかなりのショックである(最も来シーズンに向けて努力しているのは救いであろう)。
そしてその余波をプロレス界は免れることができなかった。
プロレスファンにとって(特に新日本ファン)最大の落胆なのはやはりニュージャパンカップ全試合と内藤ヒロムのスペシャルシングルマッチを含めた旗揚げ記念日が中止になった事だろう。特に旗揚げ記念日が中止されたことで、内藤ヒロムの注目の対決がお流れとなり、多くのファンがいつどこで行われるのかトランキーロどころではいられなくなっただろう。新日本だけではない。DDTやNOAHなど多くのプロレスの試合が中止・延期を余儀なくされたのは誠に心痛いレベルでは済まされないのは筆者だけでの問題ではない。
しかし、他のスポーツなどにも言える話だが、政府がしばらく自粛しろと言われても「はい、わかりました」と素直に従えることなどできないのがプロレスである。当然これは死活問題でもある。
リアルジャパンやWrestle-1のように通常通り開催する団体(Wrestle-1自体は無期限休業になるので延期など無理な状態かもしれんが)もあれば、DDTやスターダムなどのようにネットで無観客試合の配信を行う団体も多い。プロレスは他のスポーツ以上に観客の盛り上がり自体も試合の面白さを左右する一つである為、無観客でやるのはよろしくないという声も聞くが、同時に現在進行形の物語でもある。一ヶ月以上何も進展もなけりゃ客も離れてしまう危険性も秘めている。
そんな中、新日本は3月の中止の発表以降、再開する試合の発表が一つも見られない。勿論、自粛の中でも何もしない訳にもいかず、NjpwTogetherと題して、新日本プロレスワールドで数々のトーク生番組と今まで配信されてなかった名試合も蔵出ししている。だが、やはりファンが見たいのは生の試合。いつ再開されるのかが待ち遠しくなっているだろう。
しかし、最近驚いたのは「無観客試合でもいいから生の試合を見せてくれ」という新日本のファンの声が日に日に増して多くなっているということである。以前木谷オーナーが無観客試合を行うべきという提言のツイートをした際に批判が殺到した際のことをはっきり覚えているので、内藤ぶりの掌返しだと内心笑いそうになった(同時に憤りもあったけどね)。
だが、無観客試合を望む声が増えた理由は三つに絞れる。
1.スターダムなどの無観客試合を見て、これは新日本でもいけると確信した
2.早く2月の後楽園の続きが見たい
3.今の時期に両国で通常通り(客入れして)やるのは無理
特に三つ目の理由がまさにそれだろう。ほぼ同じ時期にトペスイシーダブログさんでも、三月の両国開催が無観客でやると予想した。詳しくはこちらの記事から開いて読んでもらった方が早い。
筆者も3月の両国は無観客でやるのではないかと先程の理由から考察できてそう思った。7
但し、無観客でやるからこそただ何でもやっていい訳ではない。
問題はその日何をやるかである。
観客いねえ両国のカードは?
まず無観客試合となる場合の3月の両国のビックマッチでIWGP二冠などのタイトルマッチをやるのは到底不可能である。勿論、誰もが注目度が高い内藤対ヒロムのスペシャルシングルマッチもやることができないだろう。
そもそも、いずれのタイトルマッチも決定打になれるほどの因縁までもすらできていないのである。ニュージャパンカップが中止になった以上、二冠戦を含めたタイトル路線に関係するアングルなど構築されていない。
決定が濃厚であろう棚橋飯伏が保持し、タイチザックが挑戦を乱入する形で表明したIWGPタッグ王座も(王者側や一部のファンにとって)まだ納得されていない状態であろうし、モクスリーが保持し、ザックが挑戦表明したUSヘビー級王座に至っては今の状況でモクスリーが来れるのかは非常に厳しい。(盛り上がりが薄い某タッグ王座戦ぐらいやってもいいんじゃね?と思いこむ人もいるだろうが、ここでは無視だ)
ということは次に開催ができるかわからないレスリングどんたく(鹿児島のビックマッチや広島の戦国絵巻も含まれる)以降に向けての前哨戦がほぼ全て占めるだろうと予測できるが、それでもいかんぜん観客がいない以上、盛り上がりに欠けるのは言うまでもない。
となると数少ない前哨戦以外だと、ヤングライオン同士のシングルマッチぐらいだろう(勿論、若手同士の心境も理解しなければならないが)。
ただ、一方で無観客である以上、一つの実験も行えるのではないかと思える。例えば、内藤ヒロムのようにはいかなくても、BUSHI対ファレのような謎の実験カードも惜しみなく組める可能性だってあるのだ。当然今の新日ではトレンド上位に上がるなど常日頃から話題性が高いので、ワールドとかの注目度も計り知れない。
このように、無観客試合は新たな魅力を再発見することができる貴重な機会でもあるのだ。
やらずに後悔するよりはやって後悔するのがいい
以上述べた事はあくまで考察(というか提案)だ。当然、新日が3月の両国を無観客試合にしたとは決めていない。状況によっては中止になったり、通常通り開催することもあり得るのである。
そして新日で無観客試合をやることにファンのみならず、オカダ選手のように異議を唱えている選手だっているのだ。お客さんあってのプロレスだという意見がある上、プロレスはファンの歓声があるからこそ成り立つスポーツであると言える(他のスポーツにも言えるが、プロレスは不可欠と言える程間違いなくファンの支持が一番大きいだろう)。
【新日本】オカダ 3月15日まで11大会中止も違う形で盛り上げたい
しかし、だからこそ何もしなければそれまで築かれた多くのファンを失う危険性もあるのだ。ファンを集める試合ができない間は何かしらの選択肢を増やして、ファンを失わずに増やしていくしかないのである。
その選択肢の一つが無観客試合だ。やはりプロレスラーたるもの試合をすることが最大の表現の手段である。
それに観客がいない状態でも一つの発見も収穫できる。例えば、先日行われたスターダムの無観客試合の無料生配信のコメント欄を見ると、「(一部ファンの)耳障りな野次を聞かずに試合を見れるのが良い」という好意的なコメントを目にする。また、DDTのユニバース独占配信の道場での無観客試合やAbemaTVで生配信されたさいたまスーパーアリーナの路上プロレスではかなりの高評価を得ている。
このように、いつもとは異なる状況が逆に楽しめるのが無観客試合の魅力であろう。新日本を含めた全部の団体がやれとは言わないが、今後の興行へのヒントとして行ってみるのもいいだろう。
という訳で考察になってない今回の考察はこれで終了。また次回です。
njpwworld@njpwworld
【ただいま配信中】
2020/03/04 19:21:32
新日本プロレスTogetherプロジェクト始動‼️
内藤哲也 (@s_d_naito) &高橋ヒロム (@TIMEBOMB1105)のトークショーをお届け‼️
オープニングからヒロム選手の姿が見当たらない… https://t.co/IjFVaqp5Vb
…すみません、連日のコロナ騒ぎで感覚がマヒしたあまり取り乱しました。
開始早々、考察するよりも考えるの方がしっくりくるかなあと思ったけど、一度決めた以上貫こうとある程度心に決めたEWUです。
改めて最初の考察内容はプロレスに関係する、巷で話題の無観客試合です。
しょうがない。無観客でやろうか
最初に言いたいのはどんなスポーツや興行だろうとやっぱり多くの人に見てもらえる方がモチベーションやテンション的に一番いいだろう。しかし、売上以上に最優先しなければならないのは当事者は勿論、観客などの大勢の人々の命を守ることである。
今回の一連のコロナ騒ぎで大勢の人々が感染されてしまった今、多くのスポーツや興行が次々と中止・延期に追い込まれた。最近筆者自身が注目しているアメリカの新アメフトプロリーグ、XFLの2020年シーズンが五戦終えた所で休止に追い込まれたのはNFLロスに陥っている筆者にとってかなりのショックである(最も来シーズンに向けて努力しているのは救いであろう)。
そしてその余波をプロレス界は免れることができなかった。
プロレスファンにとって(特に新日本ファン)最大の落胆なのはやはりニュージャパンカップ全試合と内藤ヒロムのスペシャルシングルマッチを含めた旗揚げ記念日が中止になった事だろう。特に旗揚げ記念日が中止されたことで、内藤ヒロムの注目の対決がお流れとなり、多くのファンがいつどこで行われるのかトランキーロどころではいられなくなっただろう。新日本だけではない。DDTやNOAHなど多くのプロレスの試合が中止・延期を余儀なくされたのは誠に心痛いレベルでは済まされないのは筆者だけでの問題ではない。
しかし、他のスポーツなどにも言える話だが、政府がしばらく自粛しろと言われても「はい、わかりました」と素直に従えることなどできないのがプロレスである。当然これは死活問題でもある。
リアルジャパンやWrestle-1のように通常通り開催する団体(Wrestle-1自体は無期限休業になるので延期など無理な状態かもしれんが)もあれば、DDTやスターダムなどのようにネットで無観客試合の配信を行う団体も多い。プロレスは他のスポーツ以上に観客の盛り上がり自体も試合の面白さを左右する一つである為、無観客でやるのはよろしくないという声も聞くが、同時に現在進行形の物語でもある。一ヶ月以上何も進展もなけりゃ客も離れてしまう危険性も秘めている。
そんな中、新日本は3月の中止の発表以降、再開する試合の発表が一つも見られない。勿論、自粛の中でも何もしない訳にもいかず、NjpwTogetherと題して、新日本プロレスワールドで数々のトーク生番組と今まで配信されてなかった名試合も蔵出ししている。だが、やはりファンが見たいのは生の試合。いつ再開されるのかが待ち遠しくなっているだろう。
しかし、最近驚いたのは「無観客試合でもいいから生の試合を見せてくれ」という新日本のファンの声が日に日に増して多くなっているということである。以前木谷オーナーが無観客試合を行うべきという提言のツイートをした際に批判が殺到した際のことをはっきり覚えているので、内藤ぶりの掌返しだと内心笑いそうになった(同時に憤りもあったけどね)。
だが、無観客試合を望む声が増えた理由は三つに絞れる。
1.スターダムなどの無観客試合を見て、これは新日本でもいけると確信した
2.早く2月の後楽園の続きが見たい
3.今の時期に両国で通常通り(客入れして)やるのは無理
特に三つ目の理由がまさにそれだろう。ほぼ同じ時期にトペスイシーダブログさんでも、三月の両国開催が無観客でやると予想した。詳しくはこちらの記事から開いて読んでもらった方が早い。
筆者も3月の両国は無観客でやるのではないかと先程の理由から考察できてそう思った。7
但し、無観客でやるからこそただ何でもやっていい訳ではない。
問題はその日何をやるかである。
観客いねえ両国のカードは?
まず無観客試合となる場合の3月の両国のビックマッチでIWGP二冠などのタイトルマッチをやるのは到底不可能である。勿論、誰もが注目度が高い内藤対ヒロムのスペシャルシングルマッチもやることができないだろう。
そもそも、いずれのタイトルマッチも決定打になれるほどの因縁までもすらできていないのである。ニュージャパンカップが中止になった以上、二冠戦を含めたタイトル路線に関係するアングルなど構築されていない。
決定が濃厚であろう棚橋飯伏が保持し、タイチザックが挑戦を乱入する形で表明したIWGPタッグ王座も(王者側や一部のファンにとって)まだ納得されていない状態であろうし、モクスリーが保持し、ザックが挑戦表明したUSヘビー級王座に至っては今の状況でモクスリーが来れるのかは非常に厳しい。(盛り上がりが薄い某タッグ王座戦ぐらいやってもいいんじゃね?と思いこむ人もいるだろうが、ここでは無視だ)
ということは次に開催ができるかわからないレスリングどんたく(鹿児島のビックマッチや広島の戦国絵巻も含まれる)以降に向けての前哨戦がほぼ全て占めるだろうと予測できるが、それでもいかんぜん観客がいない以上、盛り上がりに欠けるのは言うまでもない。
となると数少ない前哨戦以外だと、ヤングライオン同士のシングルマッチぐらいだろう(勿論、若手同士の心境も理解しなければならないが)。
ただ、一方で無観客である以上、一つの実験も行えるのではないかと思える。例えば、内藤ヒロムのようにはいかなくても、BUSHI対ファレのような謎の実験カードも惜しみなく組める可能性だってあるのだ。当然今の新日ではトレンド上位に上がるなど常日頃から話題性が高いので、ワールドとかの注目度も計り知れない。
このように、無観客試合は新たな魅力を再発見することができる貴重な機会でもあるのだ。
やらずに後悔するよりはやって後悔するのがいい
以上述べた事はあくまで考察(というか提案)だ。当然、新日が3月の両国を無観客試合にしたとは決めていない。状況によっては中止になったり、通常通り開催することもあり得るのである。
そして新日で無観客試合をやることにファンのみならず、オカダ選手のように異議を唱えている選手だっているのだ。お客さんあってのプロレスだという意見がある上、プロレスはファンの歓声があるからこそ成り立つスポーツであると言える(他のスポーツにも言えるが、プロレスは不可欠と言える程間違いなくファンの支持が一番大きいだろう)。
【新日本】オカダ 3月15日まで11大会中止も違う形で盛り上げたい
しかし、だからこそ何もしなければそれまで築かれた多くのファンを失う危険性もあるのだ。ファンを集める試合ができない間は何かしらの選択肢を増やして、ファンを失わずに増やしていくしかないのである。
その選択肢の一つが無観客試合だ。やはりプロレスラーたるもの試合をすることが最大の表現の手段である。
それに観客がいない状態でも一つの発見も収穫できる。例えば、先日行われたスターダムの無観客試合の無料生配信のコメント欄を見ると、「(一部ファンの)耳障りな野次を聞かずに試合を見れるのが良い」という好意的なコメントを目にする。また、DDTのユニバース独占配信の道場での無観客試合やAbemaTVで生配信されたさいたまスーパーアリーナの路上プロレスではかなりの高評価を得ている。
このように、いつもとは異なる状況が逆に楽しめるのが無観客試合の魅力であろう。新日本を含めた全部の団体がやれとは言わないが、今後の興行へのヒントとして行ってみるのもいいだろう。
という訳で考察になってない今回の考察はこれで終了。また次回です。
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